これでいいのだニャロメ！展

「天才バカボン」「もーれつア太郎」の40周年を記念したイベント、
「赤塚不二夫と愉快な仲間たち-これでいいのだニャロメ！-展」
に先日、animationsoupのヨシムラさんと行ってきました。

場所は、赤塚不二夫さんと同じ「トキワ荘」で時代をともにした、鈴木伸一さんが館長をつとめる、杉並アニメーションミュージアム（＠西荻窪）です。

なんたってこの日は、予約先着55名限りだけ味わえる、
藤子不二雄（A)さんと鈴木伸一さんのトークショー。
（※赤塚さんはご療養中とのこと）

まず、一番ビックリしたのが、
ほぼ30・40代のコアなファンがたくさんで、熱かった！
お二人が会場に入ってこられた時の、彼らの目の輝きが凄かった。
尊敬を超えて崇拝かもしれません。私でさえも、生の先生はハッとしてしまいました。

藤子不二雄（A)さんはもともとお話好きな方らしく、「トキワ荘」時代のおもしろエピソードをたくさんお話してくださいました。鈴木伸一さん（※ご存知かもですが、鈴木伸一さんはラーメン大好き小池さんのモデルになった方です）の用意してくださった、写真や赤塚不二夫さんメインのプラーベートビデオも流してくださって、まるで、家に呼ばれ、仲良し感覚でお話を聞いているような贅沢なトークショーでした。しかも1時間半もたっぷり。あっと言う間で、楽しかった！

しかし、「トキワ荘」ってスゴイなぁ。
もともとは手塚治虫さんが住んでいたアパートで、引越の際に藤子不二雄さんに部屋を譲られたのがキッカケで、手塚治虫さんを頼って来た人達が上京し自然にここ集結したみたいです。

石森章太郎さん
赤塚不二夫さん
藤子・F・不二雄さん
藤子不二雄（A)さん
鈴木伸一さん
寺田ヒロオさん…などなど
とにかくスゴイね。日本の漫画の歴史を支えた才能ある方々の宝庫だもんね。
毎日、漫画のことや、読んだ本のことなどを皆で話し、遊び系の話などは一切無かったみたい。つのだじろうさんはわざわざスクーターを買って、遠くから毎日来てたらしい。それぐらい興味深くて楽しかったんだろうなぁ。

こぼれ話もいっぱいあって、本当に楽しかった！
「トキワ荘の青春」、「まんが道」（1.2巻、昔に読んだ記憶が）を見てみようっと。
ノコとノコノコの次回はこのレポにします。お楽しみに。（遅れててスイマセン）

【画像】この展示のフライヤーと、無料配布だったポリンキー（ポリンキーキャラがバカボンに！）