撮影見学

昨年の夏、渋谷のNHKのギャラリーで、コラボ企画展に参加させて頂き、ナシエ風味の「どーもくん」を描かせてもらいましたが、
そのご縁で、どーもくん、こまねこを制作している合田さんの撮影スタジオにお邪魔できることになり、企画展に参加した皆で、先日行ってきました。

背景ごとにセットが組まれてあり、各スタッフさんたちが、丁寧に作業しておられました。
1秒に24コマ使用しているとのこと（1日の作業分は5.6秒とのこと）。緻密に計算された動きと、細部まで手を入れられた小道具。
途方もなく大変な作業だと分かっているのだけど、実際目の前にすると、作り込まれた裏側まで見えるので、作業量に気持ちと想い入れを感じる。
アニメーションさせる人って凄いなぁ！とつくづく思う。「時間」という軸が丸々加わってくる分、細かく刻める領域が増える。きっとそこが魅力なんでしょうね。「思ったとおりに動かせる」ということだもんね。（※私は絵の世界観で「時間」を感じてもらおうと思っている=目にみえない時間）アニメーターさんと、イラストレーターとは、頭の使う場所が、全然違うなぁと感じるのであった。

私は、物の素材感や、空気感、あたたかさがとても伝わるストップモーションアニメが大好きで、その上、合田さんのキャラクターは本当にかわいいし、好き。何より、表情や動きにとてもこだわっていて、たまらない。キュンとします。貴重な見学、とても楽しかったです。
写真1＞撮影のセット（雪は塩）　写真2＞スタジオの〒ポストがどーもくんでした